ONESTRUCTION株式会社が資金調達を実施

建設業のワークフロー最適化を実現するために、openBIM®︎に準拠したBIMデータの可視化・分析プロダクト、『OpenAEC』シリーズを開発するONESTRUCTION株式会社(本社:鳥取県鳥取市、代表取締役社⻑:西岡大穂)は、ちゅうぎんインフィニティファンド 2 号投資事業有限責任組合 、90s1号投資事業有限責任組合、および個人投資家数名を引受先投資家として、資金調達を実施いたしました。

ONESTRUCTION株式会社は資金調達を実施

「建設とテクノロジーの架け橋になる」をミッションに建設業の最適化へ

当社は「建設業とテクノロジーの架け橋になる」をミッションにBIM(Building Information Modeling)データの活用により、建設プロセスの最適化を目指す建設Techベンチャーです。これまで大手建設企業や行政向けにBIMに関する技術提供を行ってきました。自社プロダクトとして「OpenAEC」シリーズを開発しており、2024年5月にベータ版をリリース、6月に一般公開予定です。

資金調達の目的

現在、国内外の様々な業種の大手企業や行政からBIMデータ活用の依頼や、ソフトウェア開発の相談を受けております。設立以来、4年にわたってBIMデータ作成業務の受注と、国土交通省の研究予算を活用したBIMの技術開発を重ねることで、BIMへの知見を深めてきました。今回の資金調達を機に、プロダクト開発及び海外販路開拓を加速させます。今回調達した資金は、エンジニア人材および事業開発人材の採用強化と、国内市場開拓及びグローバル市場開拓へ投下してまいります。

私たちが解決する課題

 建設業は多くの課題を抱えているとされています。代表的な課題として、人手不足と建設資材等のコスト増加が挙げられます。これらの課題に対して、BIMデータを活用することで、建設の工期短縮や不良品率の低下等が実現できると報告されており、世界のスタンダードな技術になりつつあります。しかし、日本では多くの現場において「Modeling」のみの部分的な活用に止まっているのが実情で、BIMの本質である「Information」、つまりデータの活用が正しくなされていない結果、BIMの活用が形骸化してしまっています。

 そこで弊社では「そもそもどんな建設プロセスになると最適なのか」を考え、対処療法的に解決するのではなく、根本的により最適な建設プロセスを実現することで、建設業の抱える「人手不足」や「建設資材のコスト増加」の課題を解消していきます。BIMが今後の建設業のあらゆる自動化・省力化の中心になると考え、BIMを最大限活用するためのプロダクトを開発しています。

『OpenAEC』シリーズについて

openBIM®︎に準拠した建設プロセスを実現するために、BIMデータとあらゆるデータの掛け合わせが可能になるツールです。建設業者がBIMを活用して建設プロセスを最適化するには、BIMをデータとして正しく運用する必要があります。将来的に、OpenAEC上でデータの作成から各種申請業務までワンストップで対応可能になり、BIMの恩恵を全ての建設事業者様が享受できる世界を作ってまいります。

グローバル展開について

現在、『OpenAEC』シリーズでは、メインプロダクトに先駆けて、Autodesk社のRevit向けのプラグインとして『OpenAEC for bSDD』を海外市場向けに先行リリースしております。2024年2月のリリース依頼、多くの反響をいただいており、リリースから2ヶ月で30カ国を超える国でダウンロードされ、利用されています。3月にスペインで開催された「buildingSMART International Summit – Valencia 2024」にて、openBIM®️を実現するために有用なプラグインとしてピックアップされました。

ONESTRUCTION株式会社 経営陣のコメント

ONESTRUCTION株式会社 代表取締役CEO 西岡大穂(写真左)

創業以来4年間、「建設業とテクノロジーの架け橋になる」という想いのもと建設業と向き合ってきました。この度、僕らの可能性を信じて多くの方のご支援をいただくことができたことを嬉しく思っております。何者でもない大学生の時からお世話になり続けてきた方々からの支援を背に受け、人口最少県の鳥取から世界へ挑戦してまいります。

ONESTRUCTION株式会社 取締役CTO 宮内芳維(写真右)

我が社はopenBIM®︎に関するテクニカルスタートアップとしてプロダクトの開発及び事業推進、標準技術の設計を進めてきました。今回、様々なご縁を頂きました投資家の皆さまと共に、更に邁進して参ります。

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