「建設とテクノロジーの架け橋に」をビジョンに、建設分野のソリューションを提供するONESTRUCTION株式会社（本社：鳥取県鳥取市、代表取締役：西岡大穂、以下：当社）は、「昨日よりも面白く！」をモットーに、より住みやすいまちづくりを行う株式会社新庄砕石工業所（本社：山形県新庄市、代表取締役社長 柿﨑武男、以下：新庄砕石工業所）と協力し、最上川中流大蔵地区河道掘削工事においてVR技術を活用し、国土交通省主催の安全発表大会で優秀賞を受賞しました。
この工事は、最上川上流・中流緊急治水対策プロジェクトの一環として行われ、令和2年7月豪雨により最上川が氾濫し甚大な被害を受けた最上郡大蔵村清水地内での河道掘削及び掘削土の運搬を目的としています。このプロジェクトでは事故防止対策に加え、建設DXの推進と建設業のイメージ向上、担い手確保のための情報発信が課題とされました。
当社は、新庄砕石工業所様と共に、作成した3次元データと避難判断水位等を基にした最上川水位上昇シミュレーションを作成し、VRで体感できるよう安全教育に活用しました。これにより、施工箇所及び最上川に近い地元中学校の2学年約30名に対して、河道掘削工事の重要性と建設業の魅力を直感的に伝えることが可能となりました。
水位上昇シミュレーションの様子
実際にVRを体験する様子
今後も両社は、VRといった先端技術を活用し、建設現場の安全性向上、効率化、そして業界の持続可能な発展に貢献していきます。また、地域社会との連携を深め、建設業界への理解と関心を高める活動を継続していきます。